アブレイズ・コーポレーション東京駅本店~お部屋探しの冒険日記~

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都市ガスとプロパンガスはどう違う?

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◆都市ガスとプロパンガスの違いとは?

東京23区内ではだいぶ見る機会が減っては来ていますが、まれにプロパンガスが採用されている物件もあります。

都市ガスとプロパンガスはどのように違うのでしょうか?

まず、都市ガスは地中の管を通じて各世帯に供給される方式で、メタンを主成分とする液化天然ガスで供給されます。一方、プロパンガスは、各物件に設置されるボンベで供給される形式をとり、プロパンやブタンを主成分とする液化石油ガスで供給されます。

都市ガスは主に都市部で普及しており、道路の地中などに埋設配管されますが、配管が近くに配管されていないと引き込みができません。

また、都市ガスを導入する際には掘削工事が必要になるなど、引き込む際に大きな費用がかかります。対して、プロパンガスは導入時のコストが安く済むので、中小物件などではあえてプロパンガスを採用する場合もあります。

 

◆料金の違い

都市ガスとプロパンガスの違いでまず上げられるのが、その使用料です。

都市ガスは、主に基本料金と、使用した量に対して支払う従量料金で月々の料金を支払っていきますが、ガス料金は変動している為、原料費調整と言って変動分を調整する形となっています。

なお、2017年にガス小売り事業の自由化が図られ、複数の事業者が参入したことで、消費者がガス料金も自由に選択ができるようになっています。

それに対して、プロパンガスは特にガス料金設定に制度はありません。プロパンガスに関しては以前から、自由化されており、複数のプロパンガス供給会社が参入しているため、業者によって金額が異なることとなります。

注意してほしいのは、都市ガスは借主がガス事業者を選ぶことが出来ますが、プロパンガスの場合は建物毎での事業者選定となるため、オーナーさんや管理者が選ぶこととなるので、借主が選ぶことはできません。

 

都市ガスとプロパンガスの料金の差ですが、都市ガスよりもプロパンガスの方が料金が高い傾向にあります。都市ガスはボンベを配送する配送費や人件費がどうしてもかかります。これらの費用も料金に含まれてきますので、料金が高くなる傾向にあるのです。

例えば、東京都だと都市ガスの平均料金が約3,300円、たいしてプロパンガスの平均料金が約6,300円とおおよそ3,000円の差があります(もちろん、使用量によって異なります)。

 

参考:一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

 

◆発熱量の違い

料金面で高くなってしまう傾向にあるプロパンガスですが、デメリットばかりではありません。

都市ガスに比べプロパンガスはその発熱量が高いことがあげられ、その差は2倍以上も異なります。

環境などを考慮せずに考えれば、例えばお湯を沸かす際などもプロパンガスであれば倍の速さで沸かすことが出来ると考えることが出来ます。

飲食店などでは火力が必要となることから、プロパンガスが採用されていることが多いです。

 

地震災害時の復旧時間

都市ガスとプロパンガスでは、地震災害の際の復旧時間も大きく異なります。

都市ガスは地中に配管が埋設されている為、地震などで被害を受けてしまうと、掘削作業が必要になったりと、復旧までに多大な時間がかかってしまいます。それに比べプロパンガスだと、ボンベや露出配管の復旧のみとなるので、早く復旧します。

例えば、2011年の東日本大震災の際、都市ガスは復旧までに約2ヶ月かかったところが、プロパンガスは数日~2週間程度で復旧したそうです。

 

◆都市ガスかプロパンガスかを見極めるには?

その物件が都市ガスかプロパンガスかを見極めるには、まずは物件の図面を確認しましょう。

だいたいは図面に都市ガスか、プロパンガス(LPガスと表記されることも)かが記載されています。

また、プロパンガスの場合は、建物にプロパンガスのボンベが設置されていたり、ガス庫が設置されているのでわかりやすいです。

また、東京23区内だとマンションなど大型の建物では都市ガスが使用されていることが多く、アパート戸建てなどの中小規模の建物では都市ガスではない可能性もあるという傾向があります(例外も存在します)。

 

◆まとめ

数は少ないとはいえ、東京23区内でもまれにプロパンガスを採用している物件もあります。

導入コストが安く済む、近くに都市ガスの埋設配管が来ていないなどの理由がありますが、その分、プロパンガスの物件は賃料が安かったりすることもあります。

ですので、賃料を含めてランニングコストを算出して物件を決定していくと良いでしょう。

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