◆大掃除進んでいますか?
年の瀬も近づき、今年もあと2週間を切りました。
先日、「大掃除のハナシ〜段取り編」として大掃除について記事にしましたが、本日はその続きとなる「大掃除のハナシ〜水回り編」について綴っていこうかと思います。
キッチンやお風呂、洗面台、トイレなどの水回り、日頃からお掃除していても徐々に蓄積されていく水垢などの汚れにお困りの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな、水回りの掃除にもテクニックがありますので、部位ごとにお話ししていきたいと思います。
◆キッチン
日頃、料理をするキッチンは口にする食品を扱う場所となりますので、特に清潔にしたいものです。
そんなキッチンの掃除はシンクの水垢やコンロの焦げや油汚れなどが中心となってきます。
コンロ周り
コンロ周りの焦げや油汚れですが、まずは五徳やグリルの汁受けなど外せる部位を台所用洗剤とスポンジで洗います。それでも落せない汚れはレンジ周り用洗剤で落とします。なお、それでも落ちない頑固な汚れはクレンザーやブラシを用いて落とします。
とくに汚れがひどい場合はあらかじめお湯につけておくと落ちやすくなります。
コンロの天板部分はまず台所用洗剤を含めた布で拭き取り、それでも落ちない場合はレンジ周り用洗剤で拭き掃除、さらに落ちない場合はクレンザーでこすり落とすという方法が良いでしょう。
なお、クレンザーは強く擦ったりすると傷がついたりする場合がありますので様子を見ながら行うようにしてください。
シンク周り
シンク周りは水垢やカビ汚れが中心となってきます。
日頃からこまめに掃除をしているのであれば台所用洗剤とスポンジで全体的に洗い、水で流せばきれいにはなりますが、頑固な水垢汚れが付着してしまっているような場合にはクエン酸で落とすようにしましょう。
水に溶かしたクエン酸をキッチンペーパーに含ませ、シンク全体にパックするように貼り付けて1時間程度放置してからスポンジで洗うのが効果的です。
なお、水栓周りはブラシや使わなくなった歯ブラシやメラニンスポンジなどを用いると細かいところまで掃除ができるのでおすすめです。
◆お風呂
水垢やカビ、皮脂汚れなどお風呂も頑固な汚れがつきやすい箇所となります。
なお、お風呂の掃除は浴槽→壁→床→排水口の潤に掃除するとよいですよ。
浴槽
お風呂用洗剤をふきかけスポンジで全体的に洗います。ぬめり汚れや皮脂カスなどはこれである程度落とすことができます。
それでも落ちない頑固な水垢汚れなどはまずは重曹を水に溶いたものをスプレーしスポンジ洗いし、水で一旦洗い流してから次にクエン酸を水で溶いたものをスプレーしてスポンジ洗いすると効果的です。
なぜ、重曹とクエン酸を用いるのかと言うと、お風呂場の汚れとして皮脂汚れなど酸性の汚れと水垢や石鹸かすなどアルカリ性の汚れがあるためで、重曹とクエン酸はそれぞれに効果があります。
なお、重曹とクエン酸を同時に使うと成分が中和して効果が薄くなってしまうので一方ずつ用いるようにしてください。
壁や床
壁や床も浴槽と同様にお風呂用洗剤で全体的に掃除し、それでも落ちない箇所を重曹とクエン酸で落とすという方法で掃除していきます。
壁など重曹やクエン酸がすぐ流れ落ちてしまう場合はキッチンのシンクの場合と同様にキッチンペーパーに含ませ、パックするように貼り付けて1時間ほど放置したのちに掃除すると落ちやすくなりますので、おすすめです。
なお、水栓はブラシやメラニンスポンジで掃除するときれいになります。
排水口
排水口の掃除はまず、目皿を取り外してから髪の毛などのゴミを取り除きましょう。
排水口周りはカビやぬめりが発生しやすいので、塩素系の漂白洗剤を吹きかけてしばらく放置してからシャワーで洗い流すときれいになります。
カビ汚れ
ドア周りやパッキンなどにはカビが発生してしまった場合も重曹を吹きかけてブラシでこすると取れやすいです。
また、それでも除去できないような黒カビなどは塩素系漂白洗剤を吹きかけてしばらく放置してから洗い流すと良いでしょう。
なお、壁面など塩素系漂白洗剤がすぐに流れ落ちてしまう場合は、クッキングペーパーでパックすると壁に貼りついて取れやすくなります。
◆洗面台
洗面台も顔を洗ったり、歯を磨いたりと水垢やカビ、皮脂汚れなどが付きやすい箇所となります。
洗面ボウル
洗面ボウルには水垢などの汚れが付着しやすい状況となっております。また、歯磨きやせっけんの石鹸カスなども付着しやすく、これらの汚れは放置しておくと固着し頑固な汚れになりがちです。
そんな、洗面ボウルの掃除はクエン酸とメラニンスポンジでひととおり掃除するとよく取れます。
また、それでも取れないような頑固な汚れは本日何度も登場しているクッキングペーパーによるクエン酸パックの方法でしばらく置いてから掃除すると取れやすくなります。
また、排水口関係にはお風呂同様に塩素系漂白洗剤を用いるとぬめりやカビが取れ、きれいになります。
なお、水栓は他の箇所と同様にブラシやメラニンスポンジで掃除するときれいになります。
キャビネット・鏡
キャビネットはごみを叩き落としてかてから、住宅用洗剤を使い雑巾で拭いた上で、水拭きをして、最後に乾いたぞうきんで全体的にふき取るようにしましょう。
なお、ふき取った後もしばらく扉を開けっぱなしにして風通しの良い状況で置いてから収納物をしまうとベストです。
◆トイレ
トイレも黒ずみ・水垢汚れがよく付きやすい箇所になります。
放置しておくと、黒住などはどんどんたまっていき、「汚れがひどくて手に負えない!」なんて状況になりがちなのがトイレです。
便器
便器こそ黒ずみや水垢汚れがいちばん溜まりやすい場所です。
便器の内部にはトイレ用酸性洗剤を便器の全体にかけるようにして、しばらく放置してからブラシで洗うようにしましょう。
かなり汚れがひどい場合は、本日何度も登場しているクッキングペーパーでトイレ用酸性洗剤パックをしてから放置すると良いでしょう。
便器の外部に関しては、トイレ用の掃除シートで全体的に拭いていくようにしましょう。
トイレ汚れの防止
トイレ汚れの防止には便器内をコーティングする商品が何種類か販売されています。
このような商品を定期的に塗布することで、水垢や黒住が付きにくくなりますのでオススメです。
でも、トイレ汚れの防止の一番効果的な方法はやかり定期的に掃除することにあります。
定期的に掃除すればそこまで時間をかけなくとも汚れは落ちてくれます。
◆まとめ
本日は水回りの掃除についてお話ししました。
水回りの掃除について全体的に言えることですが、普段から定期的に少しの時間でも掃除をしていれば、年末だからと言ってそこまで時間をかけなくともきれいになるもので、普段から定期的に掃除しなければしないほど、水回りの掃除は大変になり時間のかかるものとなっていきます。
私も定期的な掃除ができないタイプなので、大掃除に時間と労力がかかってしまうタイプなのですが、毎年、来年こそ日頃から掃除するぞと意気こんでいる次第です。
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では暮らしに関する記事を日々アップしていますので、以下のリンクよりぜひご参照ください!
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