◆あると便利な宅配ボックス
不在時に荷物を受け取ることのできる宅配ボックス。あるととても便利ですよね。
2021年の賃貸物件人気設備ランキングでも単身者向けで2位、ファミリー向けで3位と人気設備の常連となっています。
最近では導入物件が増えてきていますが、まだ宅配ボックスの無い物件もありますよね。
本日は宅配ボックスが無い場合の対処法についてお話していこうと思います。
実は、この記事を書いている私もかなりAmazonで買い物をするのですが、以前は宅配ボックスの無い物件に住んでいました。そのような状況の中でどのように対処していたかも含めて話していこうと思います。
宅配ボックスに関しては以前に記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください!
◆宅配ボックスを設置すれば良いじゃないか
宅配ボックスが無いなら、宅配ボックスを設置すれば良いじゃないか!
仰る通りです。
最近では個人用に玄関前に置ける宅配ボックスなども販売されていますので、それを設置すれば宅配ボックスがない問題は解決するのですが、戸建ての物件ならともかく、マンションやアパートなどの集合住宅ではそう簡単に設置はできないのです。
通常、集合住宅の玄関前など共用廊下には個人の私物を置くことは禁止されています。
これはモラルや美観上の問題だけではなく、共用廊下が火災時の避難通路となっていることから、消防法という法律で規制されているのです。
なので、賃貸借契約書の禁止事項にも「共用部に物を置くことは禁止」といった趣旨の条項が入っていることが多いです。
であれば、エントランスホールなどに宅配ボックスを新規設置しよう!
となりますが、エントランスホールなどの共用部に新規設備を設置する場合は当然ですがオーナーや貸主の許可がないとできませんし、分譲マンションであれば管理組合の了承が必要となります。
なので、宅配ボックスの設置を要望したとしても、必ず設置が約束されるわけではないですし、設置するにしても時間がかかるわけです。
以上のように、宅配ボックスの設置というのは意外と難しいものなのです。
なお、消防法については以前に記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください。
バルコニーや共用廊下に物を置いてはいけない!~知っておきたい消防法
◆コンビニで受け取る
ここからが具体的な対処法となります。
実際、宅配ボックスが無かった時の私はこの方法によって受け取っていました。
Amazonや楽天など大手ショッピングサイトやメルカリなどのフリマアプリの場合、荷物の受け取り場所をコンビニにすることが可能なことが多いです。
コンビニであれば24時間365日営業している店舗が多いですし、東京都区内であればあらゆる場所にコンビニがあるので、忙しい場合にもしっかりと受け取ることが可能です。
ただすべての商品がコンビニ受け取りができるわけではなく、高額な商品や定期的に配達される商品などはできないなどの決まりがあることがあるので事前に確認するようにしましょう。
◆最近は街に宅配ボックスが設置されている
最近では、運送業者やネットショッピング業者などが駅やコンビニなどに宅配ボックスを設置しています。
特にヤマト運輸が設置している「PUDO(プドー)」は駅やスーパー、コンビニ、ドラッグストアなど生活に深くかかわる施設に設置されていることもあり、24時間受け取りが可能となっています。
また、Amazonも「Amazon HUB」という同様のサービスを展開しています。まだPUDOほど設置数は多くないですが、Amazonを利用するのであれば検討の余地はありますね。
自分の住むエリアに設置されているのであればこれらのサービスを使用するのもありかと思いますので、一度調べてみると良いでしょう。
◆まとめ
あると便利な宅配ボックス。
私も今でこそ宅配ボックスのある物件に住んでいるのでその便利さを享受していますが、宅配ボックスの無い物件に住んでいた時は再配達の嵐でした。
そこで、上記のコンビニでの受け取りを活用していたわけですが、東京都内であれば駅前や駅からの帰宅途中、家の近くとどこかにコンビニはあると思いますので便利です。
このコンビニ受け取りを活用するようになってからは、配達日を指定できるものや重い物を除き、ほぼコンビニ受け取りを使用していました。
ですので、宅配ボックスがなくて不便と思っているのであれば一度、上述のような対処法を活用してみてください!
なお、アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では宅配ボックスのある物件も多くお取り扱いしておりますので、ぜひお問合せ・ご相談下さいませ。
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