◆テレビのアンテナ線とは?
テレビのアンテナ端子とは、多くは壁面に設置されており、そのアンテナ端子からテレビやレコーダーを接続することで、地上デジタル放送やBS放送、CS放送などの衛星放送を受信できるようにする端子のことです。
電気のコンセントや固定電話の端子、インターネットのLAN端子などと一緒のプレートに設置されていることもありますし、テレビのアンテナ端子のみ単独のプレートで設置されている場合もあります。
このアンテナ端子がなければ、テレビ単体では各種テレビ放送を受信することはできません。
◆家具家電の配置に大きな影響がある
このテレビのアンテナ端子ですが、お部屋のどの位置に設置されているかで、家具や家電の配置に大きな影響をもたらします。
テレビのアンテナ端子とテレビやレコーダーを結ぶケーブルは有線ですので、当たり前ですが、実際にケーブルで端子同士を接続しないとテレビの視聴はできません。
ということは、テレビのアンテナ端子が設置されている付近にはテレビを配置しなければならないということになります。
以下の間取り図をご参照ください。
上記間取り図から、赤丸がアンテナ端子の設置された位置だとすると、赤い線の壁面にテレビを配置するのがベストとなり、青い線の壁面に設置するには何かしらの方法でリビングの床を這わせないとテレビの設置は難しいということになります。
アンテナ端子がどこに設置されているかというのはテレビの設置可能位置をある程度決めてしまうため、どこにアンテナ端子があるかで家具や家電の配置も決まってきます。
◆どうしても遠い箇所にテレビを設置したい!
どうしてもアンテナ端子と逆の位置など、遠い箇所にテレビを設置したいという場合もあるかもしれません。
その場合は、少し工夫をしないといけなくなります。
再び、例えの間取りに登場していただきましょう。
上記のとおり、赤丸の箇所がアンテナ端子で、青の箇所にテレビを設置したいという場合は緑の線のようにアンテナケーブルを這わせなければならなくなります。
長いアンテナケーブルや延長用のケーブルなどは家電量販店などに行けば売っていますが、ただ単に這わせるだけでは、ケーブルが露出しているため、、美観上にもよくないほか、リビングダイニングキッチンと洋室の境の部分にもケーブルが通っているため、引っかけてしまったりというリスクもあります。
そのため、上記のように遠くの箇所にテレビを設置したいという場合は、モールを使うなどの工夫が必要となります。
◆室内用アンテナを利用する
家の好きな場所にテレビを置きたいと言った場合はアンテナ工事が必要なく、据え置き型の室内用テレビアンテナを経由してテレビを受信するのも良いかもしれません。
但し、室内用アンテナは地上デジタル放送のみの対応で、BSやCSには対応していませんし、お部屋の状況、建物の周囲の状況などにより電波状況が悪い場合は受信ができない場合や、そもそもケーブルテレビを介して地上デジタル放送やBS・CS方法を受信している場合はそもそも受信できない可能性もあります。
◆Wifiで無線化はできないのか?
光ファイバーのインターネット提供サービスの場合、「ひかりテレビ」といったオプション契約を締結できる場合があります。これは、光ファイバー経由でテレビを受信するため、無線化が容易にできます。ただし、オプション契約となるため、月々のランニングコストが余分に発生してしまいますので注意が必要です。
また、最近はWifiに対応したレコーダーなども販売されており、このようなレコーダーを使用すると、Wifiの受信できる環境あればテレビやスマートフォンなどで受信ができるようになります。ただ、メーカーや機種によって規格が異なったりすることが多いため、規格に合った商品をそろえる必要があります。
◆まとめ
本日はテレビのアンテナ端子についてお話してきました。
テレビのアンテナ端子の位置によって家具や家電の配置がだいぶ決まってきてしまうため、お部屋の内見をする際などは必ず、アンテナ端子の位置を確認し、家具や家電についてイメージをするようにすると良いでしょう。
アブレイズコーポレーション東京駅本店では、今まで、室内設備や、ご内見に関するブログについても掲載させていただいておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
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