開業相次ぐ、東急新横浜線・相鉄新横浜線の開通と幕張豊砂駅の開業！ - アブレイズ・コーポレーション東京駅本店～お部屋探しの冒険日記～

◆3月18日は開業続きの1日でした

3月18日は首都圏の鉄道関連では開業続きでまさに記念の1日となりました。

まずは東急新横浜線と相鉄新横浜線が開通し、新横浜駅にて両線が相互直通運転を開始しました。

また、JR京葉線では新しく幕張豊砂駅が開業し、幕張の商業施設の玄関口として運用を始めました。

首都圏の交通網にかなり変化が起こった1日となりました。

本日は3月18日に開業した、東急新横浜線と相鉄新横浜線、そしてJR京葉線の幕張豊砂駅についてお話ししたいと思います。

◆東急新横浜線と相鉄新横浜線の開業

東急新横浜線は日吉駅から新横浜駅の5.8km、相鉄新横浜線は西谷駅と新横浜駅の6.3kmを結ぶ路線で、新横浜駅を東急電鉄と相模鉄道はそれぞれ相互直通運転を開始しました。

これにより、神奈川県を走る相鉄本線・いずみ野線から東急東横線、東京メトロ副都心線、東武東上線へ直通というルートと、東急目黒線、都営三田線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道線へ直通というルートができ、相鉄線は直通しないものの、東急東横線とは直通運転を行っている西武池袋線も含めれば東京・神奈川・埼玉の1都2県にまたがる全14路線の一大ネットワークが確立されました。

これにより、神奈川県県央エリアと東急沿線の渋谷、目黒と言ったターミナルやさらに地下鉄を経て、大手町、永田町と言った都心エリアが乗り換えなしで行けるようになったほか、東京都内から東海道新幹線も停車する新横浜へのアクセスが向上することとなりました。

東京都内において今回の開通は、新幹線利用時のアクセス向上が大きな特徴で、東急東横線沿線や東急目黒線沿線の利用者は、今まで渋谷や目黒で乗り換えて品川から、または菊名で乗り換えて新横浜から東海道新幹線を利用していたのが、乗り換えなし、またはホーム上の乗り換えのみで新幹線ののぞみ号が全て停車する新横浜へ直通できるという点がメリットでしょう。

なお、開業を前にして昨年、東急新横浜線と相鉄新横浜線については記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。

東急新横浜線と相鉄新横浜線が開通します！

◆幕張豊砂駅の開業

次に、東急新横浜線・相鉄新横浜線の開業と同じ3月18日に、JR京葉線に新たに開業した「幕張豊砂駅」についてです。

幕張豊砂駅は千葉県千葉市美浜区に位置し、首都圏のJR東日本の路線では2020年3月に開業した高輪ゲートウェイ駅以来、約3年ぶりに新規開業した駅となります。

幕張豊砂駅は京葉線の新習志野駅と海浜幕張駅の間に新たに開設され、駅の目の前にはイオンモール幕張新都心が立地し、駅とイオンモール幕張新都心との間には通路が設けられ直結しています。

駅の周辺にはイオンモール幕張新都心のほかに、コストコやオーケーなどの商業施設やラウンドワンなどもあり、そのような施設にアクセスが可能となります。

また、幕張豊砂駅はその名のとおり、幕張エリアに立地していますが、今まで幕張エリアにはお隣の海浜幕張駅しかなく、コンサート会場などに用いられる幕張メッセや、千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムへのアクセスの多くを担ってきましたが、海浜幕張駅の混雑が顕著となってきたために、新たに海浜豊砂駅を設けたわけです。

幕張メッセやZOZOマリンスタジアムへは海浜幕張駅からの方が近いのですが、上述のイオンモール幕張新都心で買い物をしてからの、幕張メッセやZOZOマリンスタジアムという新しいルートも期待ができます。