こんにちは！アブレイズ編集部です。今回は、お部屋探しに役立つ情報をお届けします。あなたは、都市ガスとプロパンガスの違いを知っていますか？ガスの種類によって、料金や安全性、災害時の対応などが変わってきます。この記事では、都市ガスとプロパンガスの違いについて、わかりやすく解説します！
都市ガスとプロパンガスの違いとは？
都市ガスとプロパンガスは、それぞれ原料や成分、供給方法、料金体制などが異なります。以下に主な違いをまとめました。
原料・成分・輸入国
・都市ガスは、メタンを主成分とする天然ガスが主な原料です。プロパンガスは、プロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガスが主な原料です。
・都市ガスは空気より軽く、プロパンガスは空気より重いです。万が一ガス漏れが起きた場合、都市ガスは高いところに、プロパンガスは低いところに滞留します。
・都市ガスの原料となる液化天然ガスの主な輸入国はオーストラリアやアメリカです。プロパンガスの主な輸入国はアメリカや中東諸国です。
供給方法・供給エリア
・都市ガスは、地下のガス導管を通じてガスが契約者まで届けられます。プロパンガスは、ガス会社の作業員が定期的にガスボンベを各契約者の家まで届けます。
・都市ガスはその名が表すとおり、主に都市部でのみ供給が行われています。プロパンガスは全国各地で供給が行われています。
・プロパンガスは、災害に強いエネルギーという側面があります。災害が起こった時、被害を最小限に抑え、調査・点検を1戸単位で行なうことができるため、迅速な復旧が可能です。
発熱量と使えるガス器具
・プロパンガスの方が都市ガスよりも発熱量が高いです。そのため、同じ時間で同じ量のお湯を沸かす場合、プロパンガスの方が少ない量のガスを消費します。
・都市ガスとプロパンガスでは圧力や熱量が異なるため、使えるガス器具も異なります。都市ガス用の器具をプロパンガスで使うと火力が強すぎて危険ですし、逆にプロパンガス用の器具を都市ガスで使うと火力が弱すぎて効率が悪くなります。
ガスの料金設定
・都市ガスの料金は、「総括原価方式」という国が定めたルールに基づいて決まります。都市ガスを安定供給するために必要な原価によって決める方式です。
・プロパンガスの料金は、「輸入価格連動方式」という原料の相場に応じて変動する方式です。プロパンガスの販売は自由競争の市場であるため、ガス会社によって料金が異なります。
都市ガスとプロパンガスの違いを知ってお部屋探しを有利に進めよう
都市ガスとプロパンガスの違いを知っておくと、お部屋探しを有利に進めることができます。例えば、以下のようなメリットがあります。
・ガス料金の予算を立てやすくなります。都市ガスは料金が安定していますが、プロパンガスは相場によって変動します。そのため、プロパンガスの場合は、高騰する可能性も考慮しておく必要があります。
・ガス器具の選択肢が広がります。都市ガスとプロパンガスでは使えるガス器具が異なりますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。例えば、都市ガスは火力が弱い分、煮物などの繊細な調理に向いています。プロパンガスは火力が強い分、油ものや炒め物などの高温調理に向いています。
・災害時の対策ができます。都市ガスとプロパンガスでは災害時の対応も異なります。例えば、地震などで大規模な停止が発生した場合、都市ガスは復旧まで数日から数週間かかることもあります。プロパンガスは1戸単位で復旧できることもあります。
以上のように、都市ガスとプロパンガスの違いを知っておくと、自分のライフスタイルやニーズに合ったお部屋を探しやすくなります。また、引っ越し後も快適に暮らすことができます。
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