◆東京都民ならよく乗る山手線
東京に住んでいるまたは勤務している方であれば、JR山手線は良く使うのではないでしょうか?
東京の中心部を環状に結ぶ山手線。東京や新橋、品川、渋谷、新宿、池袋、上野と言った東京の主要な街を結ぶ、JR東日本の重要路線となります。
その旅客需要は高く、朝のラッシュ時には2~3分おき、日中時間帯でも4分おきに運転しているため、「待たずに乗れる」路線でもあります。
東京にとって切っても切れない路線である山手線。本日はそんな山手線の秘密についてお話ししようと思います。
◆山手線を一周すると何分かかる?
山手線の運行形態は東京都心部をぐるりと一周しています。距離としては34.5kmとなります。
なかなか乗り通すことなんてないと思いますが(私は寝過ごして1周以上したことありますが・・・)、1周すると何分ぐらいかかるのでしょうか。
山手線をぐるりと一周すると、おおよそ65分前後かかります。
ただし、朝のラッシュ時など乗客が集中する時間帯などはもう少し時間がかかることもありますが、だいたい1時間ちょっとかかると覚えておくと良いでしょう。
覚えていても山手線を1周することはないかと思いますが・・・
◆内回りと外回りって何?
時々、山手線内回り(うちまわり)や外回り(そとまわり)という言葉を聞いたことがあるかと思います。
これは何を意味しているのか分からない方は多いかと思います。私も少し前まではわかりませんでした。
東京を起点と仮定すると、東京⇒神田・・・上野⇒池袋⇒新宿と進んでいくのが「内回り」。
同じく東京を起点として、東京⇒有楽町・・・品川⇒渋谷⇒新宿と進んでいくのが「外回り」と言います。
駅でのアナウンスでは、内回りが「上野・池袋方面行」で、外回りが「品川・渋谷方面行」と案内されます。
下の図を見るとわかりやすいかと思います。
なぜ、そのような呼び方をするかというと、電車は左側通行のため、東京⇒上野・池袋方面の線路が内側に来ることから「内回り」、東京⇒品川・渋谷方面が線路が円形の外側に来ることから「外回り」と呼ぶのです。
◆なぜ「山手線」という名前なのか?
山手線(やまのてせん)という名前の由来は何なのでしょうか。
東京には山手という駅名も地名ありません(横浜には山手という駅があります)。
これは東京の山の手を走るから山手線と呼ばているそうです。
山の手とは、高台のことを差し、例えば山手線の内回りに乗っているとして、車窓の左側をよく見ているとわかるのですが、上野あたりからちょっとした丘に沿って走って行くのがわかります。それを田端過ぎたあたりで山手線が上っていき、山の手エリアに入っていくという感じです。
ずっと山の手エリアを走るわけではないのですが、だいたい山手線の西側エリアは山の手エリアとなります。
なお、上野から田端あたりまではこの丘がわかりやすいので、余裕のある時に見てみてください。
◆山手線は環状運転ではなかった
今こそ山手線と言えば東京をぐるっと一周していますが、昔はこのような環状運転ではなかったそうです。
本来の山手線は品川~渋谷~新宿~池袋~田端の区間のことを差します。まさに上述の山の手エリアの区間です。
それ以外の区間で田端~上野~東京の区間は東北線(今の宇都宮線)、東京~新橋~品川の区間は東海道線となります。これらの区間はずっと京浜東北線と並行していますよね。
以前の山手線は上記の品川~田端間を通常の電車のように行ったり来たりしていたのですが、1925年に東北線や東海道線の線路を増やして直通することにより、今のように環状運転になったという経緯があるのです。
山手線がぐるっと一周していなかったなんてちょっと不思議ですよね。
◆まとめ
日頃、何気に乗っている山手線。
東京に住んでいる人、勤務している人にはなくてはならない路線ですが、実は様々な秘密があります。
時にはふと車窓を眺めながら電車に乗ってみると、いろいろな発見がありますのでオススメです!
なお、アブレイズ・コーポレーションでは以前に路線や駅に関する記事をアップしていますので、ぜひ以下のリンクよりご参照ください!
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