◆始発駅なら座って通勤できる
東京で仕事する上で、頭の痛い問題が毎日の通勤です。
だいぶ緩和されてきたとはいえ、まだまだ朝・晩ラッシュ時の電車の混雑は避けられません。
通勤する方にとってはまさに毎日のことなので、できるだけ楽に通勤したいものですよね。
そんな時こそ、始発駅をチョイスするというのもひとつの方法かもしれません。
実は、以前に始発駅については記事にしているのですが、その後の路線開通などもございましたので、本日は改めて東京近辺の始発駅について、特におすすめの駅をご紹介したいと思います!
◆おすすめ始発駅
始発駅といっても、始発の電車の本数が少なかったり、朝の通勤時間帯に始発電車がないのではあまりメリットはありません。
そこで、朝の通勤時間帯にも始発電車があり、また、その他の時間帯もコンスタントに始発電車のあるオススメの駅をご紹介します!
蒲田(JR京浜東北線)
蒲田駅は東京都大田区にあり、JR京浜東北線のほか、東急池上線、東急多摩川線が発着する駅です。
蒲田にはJRの車庫がある関係で、品川・東京方面にも始発電車が設定されています。
朝7時台、8時台にそれぞれ4本の始発があるほか、9時台と夜を除きコンスタントに蒲田始発の電車が設定されています。
三鷹(JR中央総武線各駅停車)
三鷹駅は東京都三鷹市にあり、JR中央線快速と中央総武線各駅停車が発着する駅です。
中央総武線各駅停車については当駅が始発駅のため並んでいればほぼ座れることが魅力です。
また一部、中野から東京メトロ東西線に直通する電車も三鷹始発のものがあります。
急いでいる時は中央線快速、ゆっくり座って行きたい時は各駅停車と使い分けることができるのも良いですね。
浅草(東京メトロ銀座線)
浅草駅は東京都台東区にあり、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武スカイツリーラインが発着する駅です。
東京メトロ銀座線については当駅が始発駅となるので、やはり並んでいれば座れる点が魅力です。
また、運転本数も多く、都内の主要駅を多く巡ることから非常に使い勝手の良い点も魅力の一つです。
方南町(東京メトロ丸ノ内線)
方南町駅は東京都杉並区にあり、東京メトロ丸ノ内線方南支線の駅です。
以前は中野坂上と方南町の間を行ったり来たりする電車が走っているのみでしたが、2019年にホームの6両化が完成し、新宿・池袋方面へ直通する電車が増発されました。
朝7時台に8本、朝8時台に10本の電車が新宿・池袋方面へ直通するほか、その他の時間帯もコンスタントに直通電車があることが魅力です。
中野(JR中央総武線各駅停車・東京メトロ東西線)
中野駅は東京都中野区にあり、JR中央線快速、中央総武線各駅停車のほか、東京メトロ東西線が発着する駅です。
東京メトロ東西線の始発駅であるほか、JR中央総武線各駅停車にも始発電車が設定されています。
東西線については一部の三鷹までの直通電車を除きそのほとんどが中野を始発にしているので使い勝手はよいですね。
また、JR中央総武線各駅停車も浅草駅7時台、8時台にそれぞれ5本ずつの始発電車が、また他の時間帯にもコンスタントに始発があります。
2路線が始発で乗れるというのは贅沢ですよね。
綾瀬(東京メトロ千代田線)
綾瀬駅は東京都足立区にあり、東京メトロ千代田線と、東京メトロ千代田線北綾瀬支線、JR常磐線各駅停車が発着します。
綾瀬駅からは東京メトロ千代田線の始発電車が設定されており、朝7時台に2本、8時台に7本の始発電車が設定されているほか、昼間から夕方の間もコンスタントに始発電車が設定されていることから使い勝手が良い駅と言えるでしょう。
北綾瀬(東京メトロ千代田線)
北綾瀬駅は東京メトロ千代田線北綾瀬支線の始発駅で、東京都足立区にあります。その名の通り、上記の綾瀬駅の北側にある駅です。
2019年にホームの10両化が完成し、綾瀬から先にも直通する電車の運転が行われるようになりました。
朝7時台に5本、8時台に2本の綾瀬より先への直通電車が設定されているほか、そのほかの時間帯もコンスタントに直通電車が設定されています。
押上(東京メトロ半蔵門線)
押上駅は東京都墨田区にあり、とうきょうスカイツリーの近くにある駅です。都営浅草線、東京メトロ半蔵門線、京成押上線、東武スカイツリーラインが発着しており、東京メトロ半蔵門線には多くの押上氏発の電車が設定されています。
朝7時台に5本、8時台にはなんと10本もの始発電車が設定されており、そのほかの時間帯も6本程度もの始発電車が設定されているため、待っていれば座れる可能性の高い駅です。
また、都営浅草線にも数は少ないですが始発電車が設定されており、朝7時台には1本の押上始発の電車があります。
青砥(京成押上線)
青砥駅は東京都葛飾区にあり、京成本線と京成押上線が発着する駅となります。
青砥駅では京成押上線(都営地下鉄浅草線直通)方面への始発電車が数多く設定されており、朝7時台に5本、8時台に6本の始発電車が設定されているほか、その他の時間帯も毎時3本程度の始発電車が設定されており使い勝手の良い駅となっています。
西高島平(都営三田線)
西高島平駅は東京都板橋区にあり、都営地下鉄三田線の始発駅となります。
始発駅ですので全ての電車が待っていれば座れるので非常に便利です。
水道橋や神保町、大手町、三田などへの都心部へも直通できるので便利ですね。
光が丘(都営大江戸線)
光ヶ丘駅は東京都練馬区にあり、都営大江戸線の始発駅となっています。
都営大江戸線は新宿方面へも一本で出れますし、都心部の様々なところに出ることができるので利便性の高い路線です。
もちろん、始発駅なので待っていれば座ることができるのは魅力。
ただ、将来的には延伸も噂されているため、将来的には途中駅になってしまう可能性もあります。
豊島園(西武豊島線)
豊島園駅は東京都練馬区にあり、西武豊島線と都営大江戸線の発着する駅となっています。
なお、西武豊島線は始発駅となっており、西武豊島線はすべての電車が池袋まで直通するので、使い勝手はいいと言えます。
ただし、全て各駅停車であるのと、朝7時台、8時台の本数が5本、昼間の本数が毎時4本と少ないのがデメリットです。ただ、豊島園駅は都営大江戸線も利用できるので、そういった点では非常に便利ですね。
◆まとめ
本日は東京周辺のオススメ始発駅についてご紹介しました!
本日ご紹介した駅であれば朝のラッシュ時も始発電車が設定されているほか、その他の時間帯にもある程度の始発電車が確保されているので、非常に使い勝手の良い駅ばかりということになります。
なお、始発電車に乗るためには事前に並ぶ必要があるかもしれませんのでご注意ください。
アブレイズコーポレーション東京駅本店では街や交通に関する記事も日々アップしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。