入居したらお部屋のチェックを忘れずに！ - アブレイズ・コーポレーション東京駅本店～お部屋探しの冒険日記～

◆賃貸物件に入居する際は

賃貸物件に入居する際は、これからの新生活に対してのワクワクで気分も盛り上がっているかと思います。

早速、家具や家電の搬入をして・・・と、気持ちが高まるのはわかりますが、ちょっと待って！

その前にぜひやってほしいことがあります。

それが、入居時の室内チェックです。

ご契約時や鍵の受け取りの際に「現況確認書」や「入居時チェックシート」といった書類を受け取ることが多いと思います（物件の室内に置いてあることもあります）。

新築物件であっても、中古物件であっても原則としては現況でのお引き渡しとなります。

特に中古物件の場合は生活に使用をきたさない程度の傷や汚れであればそのままの状況でお引き渡しとなることもあるということになります。

ですので、本格的に家具を搬入する前に一度室内全体をチェックし、傷や汚れなどがあれば「現況確認書」や「入居時チェックシート」に記入して提出するようにしましょう。

◆なぜチェックが必要なの？

なぜ入居時に室内チェックが必要なのでしょうか？

上述のとおり、賃貸物件は現況渡しで、傷や汚れがあったとしても引き渡しとなる場合も当然ながらあります。

借主はお部屋を退去する際に、原状回復（元に戻して）お部屋を貸主に返す義務があるのですが、純粋に入居前からついていた傷や汚れを請求しないようにするためにチェックが必要というわけです。

管理会社も入居前にお部屋の状況をチェックはしているとは思いますが、貸主側と借主側で齟齬がないように、借主としてもしっかりチェックしておいた方が良いでしょう。

◆どの部分をチェックすればよいのか？

お部屋をチェックする際はどのような部分をチェックすればよいのでしょうか？

壁は汚れや傷がつきやすく、床は傷がついた場合の補修に多額の費用がかかってしまうため、多少の傷であればそのまま引き渡されることが多いようです。ですので、まずは壁や床を重点的に確認するようにしましょう。

また、システムキッチンやお風呂といった水回りや給湯、エアコンや浴室乾燥機などの設備についてはひととおり試験的に動作させて壊れていないか確認しましょう。当然、お引き渡し時には作動する状況でのお引き渡しとはなるのですが、寒い時期に空室期間が長い場合などは配管が凍結してお湯が出ないなんてこともまれにあります。

当然、このような設備が動かないなどのトラブルがあれば早急には直してもらえるのですが、場合によっては業者の手配などに時間がかかってしまう場合もあるようなので、早めに動作確認した方が良いでしょう。