◆収入に対して家賃はいくらにしたら良いのか?
お部屋探しをする際に大切な条件のひとつとなる家賃ですが、いくらぐらいで探せば良いのでしょうか。
入居審査の際には自身の収入がいくらぐらいかというの重要な審査項目となります。
そのため、収入に対する家賃の割合というのは大切になってきます。
収入に対する家賃の割合を考えずにただやみくもに賃貸物件の申し込みをしても入居審査に落ちるということもあるので気をつけなければなりません。
◆家賃は月収の3割が目安
それでは、収入に対して家賃はいくらぐらいまでで考えれば良いのでしょうか。
一般的に家賃は「手取り収入の3割」が適正と言われています。
手取り収入の3割あれば6万円まで、手取り月収が30万であれば9万円までという考え方です。
もちろん、ボーナスなど他にも収入があったり、同居者の方にも収入がある場合や家賃補助が出る場合や親御さんから補助がもらえる場合などもありますので、必ずとは言えませんが、おおよその目安としては参考になさってもよろしいかと思います。
◆世帯収入で見てもらえるとは限らない
注意しなければならないのが、入居審査の際に、必ずしも世帯収入で見てもらえるとは限らないという部分があります。
あくまでも契約予定者の収入だけで審査をする場合もありうるということです。
これはオーナーさん、管理会社や家賃保証会社の意向によっても異なってくるので、物件によって異なると思った方が良いでしょう。
また、その同居人の続柄によっても世帯収入としてみてもらえるかが異なる場合もあります。
例えば、結婚をしているのであれば世帯収入として審査してもらえるが、同姓などまだ籍を入れていない場合は世帯収入としては審査してもらえないという場合もあるので注意が必要です。
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では入居審査についても以前に記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
◆無理な家賃はしんどい?
家賃というのは毎月のランニングコスト、いわゆる固定支出となります。
毎月毎月、支払っていかなければならないものです。
もちろん、毎月生活していくには他にもランニングコストが多々あるかと思います。
家賃を考える際には純粋に家賃だけを見るのではなくて、そのほかのランニングコストがどの程度かかるのかということもあわせて考えないと、実際に住んでから「毎月厳しい・・・」なんて言うことになりかねません。
・電気代
・ガス代
・水道代(東京では2ヶ月に1度請求)
・インターネット使用料
・携帯電話使用料
ざっとみて、最低限のランニングコストは上記のとおりですが、最近では動画や音楽などのサブスクリプションサービスを契約されている方もいらっしゃるかと思います。
さらに、それらランニングコストにプラスして、他に食費や衣服、日用品、交際費、医療費など毎月の支払いが固定されていない支出がかかってくるわけです。
また、冠婚葬祭や病気に怪我など、急遽、大きな支出が発生する場合もありますが、そのようなことも考えて貯金もしておかないといけないでしょう。
◆家賃を抑えるには
お部屋探しの際に家賃を抑えるにはどうすればよいのでしょうか?
築年数が浅く、設備があれもこれもすべて揃っていて、駅も近く、立地も良いという物件はどうしても家賃が高くなりがちです。
ですので、例えば「少し遠くのエリアまで含めて探してみる」、「乗り換えも考慮してみる」、「設備や築年数を見直す」など自身の譲ることのでできる条件を少しずつ見直していくことです。
東京23区というエリアは西高東低で山手線の内側を筆頭に、西側のエリアの方が家賃が高く、東側のエリアの方がリーズナブルな物件が多い傾向にあります。
物件のレベルや設備面が譲れないのであればエリアを見直してみるのも効果的です。
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では以前にお部屋探しのエリアについていくつか記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
◆まとめ
本日は家賃についてお話してきました。
せっかく引越しをして新生活が始まったので、ランニングコストの支払いでいっぱいいっぱいとなってしまっても困りますので、お部屋探しをする前に自身の支出を見直して、適正な家賃を決めてからお部屋探しをするようにした方が良いでしょう。
また、希望の条件でなかなか理想の物件が見つからない場合は、自身の譲れない条件を考え、それ以外の条件を徐々に見直していくという方法がいちばんかと思います。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では初めてのお引越しなどの場合も不安が無いように詳細のご説明をさせていただいております。
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