◆江東区ってどんなところ?
東京都江東区と聞いてどのような場所を思い浮かべますか?
東京都の南東部に位置し、西側は隅田川を隔てて中央区と、北側は墨田区と、東側は一部を除き江戸川を隔てて江戸川区と隣接し、JR総武線、京葉線や、都営新宿線、東京メトロ東西線、半蔵門線、有楽町線などが区内を走る非常に便利な立地となっています。
また、街並としても清澄白河や門前仲町、亀戸など、江戸時代から続く古い町並みから、団地が立ち並ぶ東陽町や南砂町、豊洲市場やららぽーとなど新たに開発された豊洲というように多彩な顔を持っているのが江東区です。
◆水とのつながりの深い街
江東区は南に東京湾が面し、西に隅田川、東に荒川と面しているほか、区内には旧中川や小名木川、横十間川、大横川などの多くの河川が東西南北に流れ、南部の臨海部では、豊洲運河や汐見運河など運河が流れています。その総延長は50キロメートル以上と言われ、親水公園なども整備されています。
また、隅田川には水上バスが、旧中川では水陸両用バスが運行しているなど、水にまつわるレジャーを楽しむことができるのも江東区の特徴で、江東区ではこのような街並から「水彩都市」と称しています。
◆江戸情緒の残る街並み
江東区は大きく二つの街並に別れていると言っても過言ではないかもしれません。
区の内陸部になる深川エリア・城東エリアと、東京湾に面する臨海エリアで大きくその街並は変わります。
清澄白河や門前仲町、森下、木場、住吉といった深川エリアや亀戸や大島、南砂町と言った城東エリアは江戸時代に開発されたエリアであり、富岡八幡宮や亀戸天神、深川不動など江戸時代から続く大きな寺社が立地していたりと、江戸の情緒を残す街並みとなっています。
その後も東京の下町エリアとして歴史を感じる街並みが広がっているのが特徴です。
そのため、江戸時代から受け継がれた、木場の角乗、砂村囃子、富岡八幡の手古舞などの民俗芸能やお祭りが残っています。
◆未来を感じる臨海部
内陸の深川・城東エリアと大きく異なり、豊洲や有明、東雲と言った臨海部のエリアは東京臨海副都心として開発され、その広い土地を生かした大規模商業施設や、大型マンション、タワーマンションなどが開発され発展著しいエリアとなります。
特に豊洲はアーバンドックららぽーと豊洲やスーパービバホーム豊洲店などの大型商業施設、豊洲ベイサイドクロスタワーや豊洲センタービルといったオフィスビル、パークシティ豊洲、パークアクシス豊洲キャナルなどの大型マンションなど立ち並んでいるほか、一時期話題にもなった豊洲市場も開場しているなど、特に開発が進んでいる街並みとなっています。
◆公園が多いのも特徴
江東区の特徴として、公園が多いことも特徴のひとつで、東京都の公園調書(令和4年4月1日現在)によると、区面積に対して公園面積が占める割合は東京23区で第2位(公園数では東京23区第9位)と、公園が多いのも特徴です。
公園数が9位で公園面積が2位ということを考えると、広い公園が多いということになりますが、江東区内には、木場公園や清澄庭園、猿江恩賜公園、豊洲公園、亀戸中央公園、辰巳の森海浜公園、夢の島公園などの大型公園が数多く立地しているほか、河川や運河が多いことを生かして、親水公園や緑道などが多く整備されているのも特徴です。
◆まとめ
本日は、江東区についてお話ししました。
江東区は中央区や千代田区と言ったエリアにも近く、都心回帰の今の時代では非常に人気のあるエリアです。
また、緑も多く、非常に過ごしやすいエリアとなりますので、皆様も江東区でのお部屋探しをされてみてはいかがでしょうか?
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では東京23区のエリアについても色々と記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください。