こんにちは!アブレイズ編集部です。
今回は、マンションに関する雑学について、ご紹介したいと思います。
マンションというと、都市部の高層ビルや郊外の大規模団地など、さまざまなイメージがありますが、その歴史や特徴はあまり知られていないかもしれません。
そこで、この記事では、マンションの起源や種類、法律や流行など、知っていると楽しいマンションの雑学をお届けします。
これからお部屋探しをする方や、現在住んでいるマンションにもっと愛着を持ちたい方など、ぜひ参考にしてくださいね♪
マンションの語源はフランス語?
マンションという言葉は、英語のmansion(邸宅)からきていると思われがちですが、実はフランス語のmaison(家)に由来しています。
日本で最初にマンションという言葉が使われたのは、1956年に東京・四谷に建てられた「四谷コーポラス」という分譲住宅と言われています。
この物件は、日本初の民間分譲住宅であり、当時の建築基準法では「共同住宅」と呼ばれるべきものでしたが、売り文句として「マンション」という名称を採用したそうです。
その後、分譲住宅や高級賃貸住宅などに「マンション」という言葉が広まりましたが、法律上では「共同住宅」や「建物区分所有権」などと呼ばれています。
マンションの種類は?
マンションには、さまざまな種類がありますが、一般的には以下のように分類されます。
鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋コンクリートで構造体をつくり、その上に壁や床を設置する方法です。
耐火性や耐震性に優れており、高層化や大規模化に適しています。
一方で、コストが高くなりやすく、断熱性や遮音性に劣る場合もあります。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
鉄骨で構造体をつくり、その上に鉄筋コンクリートを施す方法です。
RC造よりも強度が高く、より高層化や大規模化が可能です。
しかし、コストはさらに高くなりますし、重量も増加するため、地盤の強度にも注意が必要です。
鉄骨造(S造)
鉄骨で構造体をつくり、その上に壁や床を設置する方法です。
軽量で施工期間が短く済むというメリットがあります。
ただし、耐火性や耐震性はRC造やSRC造よりも劣りますし、錆びやすいという欠点もあります。
木造
木材で構造体をつくり、その上に壁や床を設置する方法です。
断熱性や遮音性に優れており、自然素材のぬくもりを感じられます。
しかし、耐火性や耐震性は他の方法よりも低く、腐食や虫食いなどのリスクもあります。
マンションの歴史は?
マンションの歴史は、日本の近代化や都市化とともに進んできました。
最初に日本で建てられたマンションとされるのは、1916年に長崎県の端島(通称:軍艦島)に建設された「端島炭鉱住宅」です。
この住宅は、炭鉱労働者のために建てられたもので、日本初の鉄筋コンクリート造の集合住宅でした。
その後、関東大震災後に多く建てられた「同潤会アパート」や、戦後の高度経済成長期に建設された「ダイニングキッチン」など、時代に応じてマンションの形態や機能が変化してきました。
現在では、高層化や大規模化だけでなく、エコロジーやバリアフリーなど、さまざまなニーズに対応したマンションが登場しています。
マンションの法律は?
マンションに関する法律は、主に以下の3つがあります。
建物区分所有法
マンションの所有権や管理組合などを定めた法律です。
1962年に制定され、その後何度か改正されています。
現在では、マンションの建て替えや修繕などに関する規定が盛り込まれています。
マンション管理適正化法
マンション管理業者や管理士などを定めた法律です。
2000年に制定されました。
管理業者や管理士に対する登録制度や監督制度などが設けられています。
消費者契約法
消費者と事業者との間で結ばれる契約に関する法律です。
2000年に制定されました。
マンション購入時や賃貸契約時などに適用される場合があります。
マンションの流行は?
マンションの流行は、最近では以下のような傾向が見られます。
コロナ禍で在宅勤務やテレワークが増えたことで、ワークスペースやバルコニーなどの付加価値が高まっています。
・マンションでは、自宅で仕事をするために必要な環境や設備を整えることができます。
・また、外出を控えることで、自宅の居心地や快適さを重視するようになりました。
・バルコニーは、空気や光を取り入れるだけでなく、植物や家庭菜園などの趣味を楽しむ場所としても人気です。
都心部では空き家率が上昇し、郊外部では需要が高まっています。
・コロナ禍で都心部のオフィスや商業施設の利用が減少したことで、都心部のマンションの魅力が低下しました。
・一方で、郊外部では自然や広さを求める人が増えました。
・郊外部のマンションは、都心部よりも価格が安く、敷地面積や専有面積も広い場合が多いです。
災害への備えやエコロジーへの関心が高まり、太陽光発電や蓄電池などの設備が注目されています。
・日本では、台風や地震などの自然災害が頻発しており、停電や断水などのリスクに備える必要があります。
・マンションでは、太陽光発電や蓄電池などの設備を導入することで、自家発電や自家消費を行うことができます。
・これは、災害時に電気や水道を確保するだけでなく、普段から省エネや削減にも貢献します。
高齢化社会に対応して、バリアフリーや介護サービスなどの充実したマンションが求められています。
・日本では、高齢者の割合が増加しており、介護や医療などのニーズも高まっています。
・マンションでは、バリアフリーや介護サービスなどの充実した物件を選ぶことで、安心して暮らすことができます。
・また、マンション内や周辺にあるコミュニティ施設やサービスを利用することで、孤立感や寂しさを解消することもできます。
マンションの雑学は?
マンションには、知っていると楽しい雑学がたくさんあります。
例えば、以下のようなものがあります。
・日本で高層マンションの代表的な建物は、東京・港区の「虎ノ門ヒルズレジデンス」です。
2014年に竣工されたこのマンションは、地上53階建てで、高さは約247メートルです。
最上階のペントハウスは、約600平方メートルで、賃料は月額3000万円という噂もあります。
・日本で高級なマンションの代表は、東京・港区の「パークコート赤坂ザ・タワー」です。
2008年に竣工されたこのマンションは、地上43階建てで、最高級の設備やサービスが揃っています。
最上階の部屋は、約10億円で売り出されており、日本で高額なマンションとしても有名です。
・マンションの宅配ボックスは、不在時に荷物を受け取ることができる便利な設備ですが、日本で最初に導入されたのは1999年だと言われています。その後、インターネット通販の普及やコロナ禍での需要増に伴って、マンションの宅配ボックスは急速に普及しました。現在では、冷蔵・冷凍機能や防犯カメラなどの機能が付いた宅配ボックスも登場しています。
マンションの魅力は?
マンションに住むということは、どんな魅力があるのでしょうか?
それぞれの方によって感じ方は違うかもしれませんが、以下のような点が挙げられます。
セキュリティや設備が充実していること
・マンションでは、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティシステムが整っています。
・また、エレベーターや駐車場などの設備も便利です。
・火災や地震などの災害にも対応した構造や設備がある場合もあります。
コミュニティやサービスが充実していること
・マンションでは、管理組合や自治会などのコミュニティが形成されています。
・そこでは、住民同士の交流や協力が行われたり、イベントや活動が企画されたりします。
・また、コンシェルジュやクリーニングなどのサービスも利用できる場合もあります。
ライフスタイルや価値観に合ったこと
・マンションでは、自分の好みやニーズに合った物件を選ぶことができます。
・都心部や郊外部などの立地や、高層や低層などの高さや規模などを自由に選べます。
・エコロジーやバリアフリーなどの特徴やコンセプトも多様です。
まとめ
今回は、マンションに関する雑学についてご紹介しました。マンションは、日本の住宅文化の一部として、長い歴史と多彩な魅力を持っています。これからお部屋探しをする方や、現在住んでいるマンションにもっと愛着を持ちたい方など、この記事を参考にしていただければ幸いです。
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以上、アブレイズ編集部でした!次回もお楽しみに♪
※この記事は、参考としてご覧いただくものであり、内容についての責任を負うものではありません。恐れ入りますが、内容に関するご質問やご意見は、各自でご確認ください。
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